2023年6月22日木曜日

地産地消じゃがいも編(JAしおのや青年部様より)

今年もお声掛けいただき、張り切って出かけてきました「じゃがいも掘り体験」
美味しいものは人を豊かにしてくれる〜ことを知っている子どもたちです♡
JAしおのや青年部の皆様・・今年もお世話になりましたm(_ _)m

【じゃがいも収穫体験】6/19(月)

まずはご挨拶から・・
みんな、よ〜く聞いていること!!!

さぁ〜掘るぞ〜〜!!
土掘りはお手のもの!!

今日は4種類のお芋があるんだって・・

あったよ〜!
これは『グランドペチカ』

大豊作だね!
これは『十勝こがね』

知ってる?
『ノーザンルビー』だってよ〜

お馴染みの
『メークイン』も!

いっぱいとれたね〜!!

綺麗なお芋だね〜
綺麗に並べてみようか・・

大豊作!大収穫!!

持ち帰ってみんなで食べようね!

掘ってきたじゃがいもはそれぞれ違う名前がついているじゃがいもでした。それだけではなく『形』や『色』が違うこともわかりました。

最初の緊張感より・・ラフだね〜(笑)
達成感の表れなのか!?

さらには『味』も違うといことも教えていただいたので、それぞれに自分で収穫したじゃがいもを、各おうち(異年齢のグループ)ごとにもっともっと調べてみよう・・ということになりました。

そして、『美味しいことなら、毎日ご飯を作ってくれるママたちにも聞いてみよう!』ということで、作戦会議は続きが日を跨いで続いたのでした。



【The じゃがいも祭り】6/21(水)

当然、味のことは『食べてみなけりゃわからない!!』ので、それぞれにクッキング計画。でも、きっと!どのメニューも食べたくなるはずだから・・いっそのこと陽だまり全員分のお昼ご飯を担当しましょう!ということで、陽だまりお台所スタッフも助っ人に入り、150食のお昼ごはんメニューを作ることになりました。題して・・ 🥔The じゃがいも祭り🥔

やまももさんは
メークインdeポトフ風じゃがいもスープ

『メークインは元気だから、いっぱい茹でても形が崩れないっていうから、潰してしまうのはもったいないね!』ということで、給食のポトフを思い出したあやちゃんからの発案でスープ作りに決定!

具材を切って〜

お湯を沸かして〜
もちろん火おこしも自分たちで

美味しくな〜れ!の魔法をかけます

続いてくぬぎさん
グランドペチカdeコロッケ

宿題で考えてきたみんなのメニューを聞いているうちに「それいいね!」「あ〜美味しそう!」と俄然食べる気満々モードで張り切るくぬぎさん!陽だまり全員分を作る使命に燃え「コロッケ」を作ろうと!
職人技のみじん切り!

具材を炒めて〜
お腹を空かせて待っている
小さいクラスの仲間たちにお届け「お待たせ〜」

最後のお掃除まで自分たちで!

最後にもみじさん

二つのおうちのメニューが決まったところで、全部そろって『給食メニュー』となるように、ごはんとサラダを担当しようと子どもたちから意見が出ました。手分けして!手際よく!

十勝こがねdeポテトサラダ


こちらはじゃがいも蒸すよ
全部で5キロだって!!!

これが熱い!熱い!

いいね、共同作業!

きゅうりを切って・・
あれ?Yちゃん何してるの?



そう!きゅうりのアク抜き!
こんな知恵も伝承されて・・

ノーザンルビーdeピンクごはん

皮も中身もピンクじゃがいも

米炊きも慣れたもの〜

年長「大空」さんの力!


こうして・・
おかげさまで、おいしい給食にありつけた、陽だまり保育園🥔The じゃがいも祭り🥔

見てください!ちびっ子シェフの満足げな笑みを!!!!!
コロッケお届けします〜

そうでした・・
この日は、お馴染み屋外型子育て支援事業『ひなたぼっこ』の中の 大!!人気企画!!『森のレストラン』開店日でもありました。もちろんこちらもメニュー変更して^^;🥔The じゃがいも祭り🥔に・・
おしゃれな森のカフェの佇まい❤️

お客様親子さんにも大好評でした

人を良くすると書いて『食』
『食は意欲』

これからも陽だまり流「食育活動」は年間を通して楽しく活動していきます!!!


最後にホッコリ2連発!

あっ!!
お手伝いするよ〜

ほ〜ら!
ダイジョウブ〜(笑)

2023年6月20日火曜日

2023藍物語・春(2)

 待ちに待った藍の定植(定食ではありませんよ〜・笑。苗を畑に移す日です。)


【藍の定植】5/30(火)


まず、三つのおうち(異年齢によるグループ構成)の苗の成長を見比べてみると・・・


くぬぎさんの苗はが明らかに隅が枯れている様子。ポットの状態では分かりづらかったのだが、ポットから外し、苗だけを取り出してみると・・・子どもたち、ショック・・・💧

今までの自分たちのお世話の仕方を振り返り、これからに気持ちを向け、定植に向かいました。(なにごと良い学びです✨)



おうちごとに分かれ、自分たちが今まで成長を見守ってきた苗を植えていきます。

株分けの時の手指の使い方を先生に丁寧に教えていただき、作業開始。

バカ棒という便利な道具を使いこなしながら、作業は進みます。


土に穴をあける時の深さや大きさ、株分けした時の本数(数の概念)などにも、理解や作業ペースに個人差が現れてきますが、そこは仲間の姿を見ることや(参照行動)、仲間との伝えあい(言葉)等で、チームワークで進めていきました!(これまた学びです✨)



最後に、持ってきた水は全てあげていこう〜と先生に声をかけられて、畝の端から水やり始めたDくん。自分のあげたところに、また仲間がやってきて水をあげているので「もう💢ここはあげたよ〜💢」と言ってみたものの、仲間にDくんの声は届いたり、届かなかったり・・そんな時に閃いた!

『いいこと考えた!』

『ほら〜!膝で印!!』


水をあげた後の立ち上げるタイミングで、フカフカの畑の土に膝立ちし、自分の膝の跡をどんどんつけていったのでした・・「これで、水あげたかどうかよーーくわかるねえ!!」



例年より、たくさんの量を定植し、お仕事は無事完了・・自分たちの藍畑の誕生に喜びを噛みしめる大空さんたちでしたが・・


そこで、Rーたんのひとこと

『ここからが大変なんだよ!!


3つ上の兄のいるRーたんは、その時の兄たちの藍ストーリーを思い起こしていたのでしょうか・・


そして、まさか、この数日後にこの言葉の意味をを思い知ることになろうとは!!





【緊急作戦会議】6/13(火)~14(水)

時々藍畑を確認に行っている・・と自分たちも思っていた大空さん。

山の保育園の定植を終えた佐々木先生が、「里の畑も見てから大学行くね〜」と言って見回りに行ってくださったのですが、


その佐々木先生から衝撃の1枚の写真が送られてくることに!!


え??
苗がなくなってる???


おやつを食べて、急いで畑に向かってみると〜
『・・・ない』


『とりたちがたべちゃった?』
『虫!?!?』

『あ、根っこが切られてる!』

これが・・
『ネキリムシなのか?』


確か、先輩大空さんは言っていた
『掘ったらいるよ』

すると・・いる!いる!!
あっという間に8匹捕獲
(きっともっといるのだとは思うけど)


そういえば・・大空の証♪(大空ソング)にも出てくるんだよね〜、このフレーズ!!

『〜根っこを食べてるネキリムシも大事な命〜🎵』ついに・・ご対面・・💧
みんなで調べた図鑑によると「根っこを切られたようにみえるが、本当は発芽したての柔らかい茎を食べる」んだって。大事な命はそっと森へ返してあげました・・

お土の人とも共有して作戦会議は続きます・・

①ペットボトルカバー(苗をおおうカバーをしてあげる!)
②卵の殻作戦(近くに殻を置いとくとチクチクして虫が近づけない!)
③巡回作戦(おやすみの日も交代で見にこう!)

が決まりました〜


そして、何より大事なこと!お家に持ち帰っていた苗を持ち寄って、再度補植することが決まりました!!




【再 定植(捕植…というレベルではない6/15(木)


この日はくしくも大空さんが益子町『日下田愛染工房」(栃木県指定無形文化財)に出かけていき、お話を伺うことになっていた日でした。朝早く集合して作業開始です!!!


コレが①ってことですね〜なるほど・・
でも苦しくないのかな???(笑)


家から持ってきたよ!
卵の殻を!!
コレが②の卵の殻作戦
(語り継がれている・・)

歌にもなっているほどの『ネキリムシ』との闘いは、ある程度予測はされたものの、子どもたちに敢えて対面してほしいと、前持っての対策はしなかった大人たち。


でも、(藍先生)佐々木先生に『こんなにやられたのは初めて!』と言われたほどの大ピンチ!まだまだ気の抜けない③巡回戦術の日々は続くと思われます・・このまますくすく大きくなるのか!?!?!?

  


【益子町 日下田藍工房 見学】6/15(木)


詳細情報はこちらから・・*リンク(益子町観光協会)をタップ*

益子町観光協会(日下田藍染工房)


素敵な茅葺き屋根のおうち
佐々木先生の案内で到着!

恒例の日下田先生の『藍』で染めた

藍染布を分けていただく・・

『陽だまりの藍と匂いが違う!』
『いい匂い〜!!』

今年は特別に

『綿繰り機』も見せていただいて・・


ありがとうございました〜

『お日様〜光浴びながら〜たまには雨と遊んだり〜🎵』(大空の証♪より)そんな日々を守っていこう!!



大変なことも乗り越えて、この後、こんな素敵なジャパンブルーになることを夢見て・・今後の日々を繋いでいく大空組でした。




2023年6月16日金曜日

2023藍物語・春(1)


『卒園式で〜もらったよ〜ちいさなちいさな〜藍の種〜🎵』

昨年度保護者と子どもたちで歌詞を書き、プロの音楽家に作曲を依頼して出来上がったこの歌『大空の証』。実体験が綴られている歌詞にプロも「ほんものだ〜これはこの子達とこの活動に関わっている人たちにしか作れない・・」と絶賛✨今年はこの歌と共に、23大空(17代目大空藍)の藍物語がスタートする喜びを噛み締めています・・

さて、どんな、物語が紡がれていくのでしょう・・

まずは藍物語・春をお届けしましょう!!


【藍の種蒔き】4/10(月)

先輩大空さんから受け継いだ『藍の種』を握り締め、陽だまりの「藍先生」である佐々木先生(宇都宮大学教授)のところへまっしぐらに向かった子どもたち・・17年前、今はもう20歳を超えそれぞれに活躍している初代大空藍を育てた07大空さんから、ずっとず〜っと命のバトンが23大空さんまで繋がって、今年の種蒔きができること、本当に嬉しく思いました。

佐々木先生に手に乗せてもらった「藍の種」は本当にちいさくて・・(まさに歌詞の通り…を実感♡)先生に「よく観察してごらん・・」と言われて、じ〜〜〜〜っ👀

「かる〜い」「こんなにちいさいの〜?」「さんかくなんだね」「どっから芽がでるんだろう〜?」
落としてしまうと・・もう見つけらtれず・・悲しい気持ちになりながらも・・種への敬意を表する子どもたちでありました。

『さぁ、種を植えよう!!』

張り切る子どもたちの言葉に、佐々木先生が教えてくださいました・・

『種はね・・植えるのではなく、蒔くのだよ』

そして、種に、『時を知らせた』のはみんななのだから、責任を持ってお世話しようね。(責任=藍のお父さん・お母さんになる)それが「種蒔き」の意味。と、漢字の成り立ちを教えていただきながらお話しいただきました。*注:『蒔』=『草冠:植物』+『時:とき』*

「藍の種ちいさいから・・くるしくなっちゃうかな?」

「この土はおおきいから(多い?)ちいさくしよ!!!(少なく?)」

藍の気持ちになりながら、そっと、丁寧に取り組む姿がありました。(担任談)

藍を育てるのに欠かせないもの、土・水・太陽〜たっぷりと水をあげようね

さらに、「丁寧に」お水をあげるときのポイントは・・佐々木先生に教えていただいて

勢いよく「わかる〜」と宣言した大空さんが実演。なかなか難しい!?!?

こうして、
『大空のみんなが、春ですよ〜、もう育っていいですよ〜と、藍にお知らせをしてあげたことになりました。(と、担任は締めくくります)

そして、はれて、『17代目大空襲名』とのお言葉を佐々木先生からいただくことができました。


【藍の苗観察】

代々・・大空さんから、種だけではなく、いろいろな情報も伝達(伝承)されていますので、この後の、大変さも悩みも従分心得ていますが、ある意味解決策まで伝授されていることもあり、この後順調な活動が続きます。

「おうちごとに置く場所を決めて」観察とお世話が続いていました。

「みんなが毎日見られるところがいいね。」「コッコさんに食べられないようなところ」(新鮮な芽は毎年狙われている〜)「小さい仲間も見られるけど、倒されないようにしないと」


「おおきくなってね〜のおまじない!!」生長が楽しみでのぞいてばかりの大空さんたちでありました!!

日々大きくなっていく藍の芽に、種の皮がついていることに気づいた子どもたち。その様子を観察記録にして見ました。大きさがわからないので、木の枝で長さを測ろう・・との提案もあり、このような形で小さい仲間にも報告しようと、各おうち(もみじ・やまもも・くぬぎ)に掲示してお知らせしました。(担任談)