(6/25 発行のクラスだより「雨あがり」より)
長い道のりを越えたどり着いた剣ヶ峰への挑戦。“さぁ〜のぼるぞ〜!”と言葉にする子どもたちから伝わってくるのは「気合い」と「喜び」しか感じ取れません!!!!コロナ禍による行事中止の影響を受け・・・一度は断念した登山。でもみんなの気持ちが一つになって、この日を迎えることができました。山に向かう途中、雨が降って来て・・・心配したけれど、バスから降りてみると雨も止み、無事に登山がスタートしました。「写真撮るの?早くお山登りたいのに〜〜〜〜〜。」さぁ、カメラを見て(掛け声は?)「はい、けんがみね!」
「うわー、剣ヶ峰って木の根っこがいっぱい!」分かれ道があると「じゃーこっちいくね〜!」「私はこっち、会えるといいねー」自分で道を選ぶ楽しさ、面白さがたまらない♡
絶景ポイントにきたはずが「みえないねー」「・・・なんかお空にいるみたい」「お空の上きもちー!」曇りだからこそ発見できること、味わえることあるね。ステキ♡
[なんか道がゴツゴツしてきたよー」「だけどお羽黒山とちがってツルツル滑らないから安全だね」違いを感じ口にしながらのぼるなんて!“初登山の羽黒山”の印象が強く、山=ツルツル滑る、と思っているようです。
ここまでくるのに1.2k歩きました。「疲れたケドまだまだあるけるよ!」「ケドの力で頑張るよ!」なんて言いながらそれぞれが登っていました。(注「ケド」の力:何かあった時に〇〇だけど、と考えポジティブに切り替えるの力のこと。これに対する△△だから、と何か(誰か)のせいにするネガティブな考え方を引き寄せないために、陽だまりで昔から使われている「いずみ造語」の一つ)
後ろの仲間が来ているのか、歩けているのか気にする仲間も。“仲間と心でつながりながら自分の力で登る”姿がたくさん見られました。
天気は曇り!?霧雨・・時々もっと雨・・雨が降っても沢山の木がみんなをも守ってくれています。時々肌に触れる雨や霧が、ちょっと温まって来た子どもたちの体には気持ちよく、両手を広げ「きもちー!!」(気持ちいい)と喜んでいました。
(本来は)見晴らしの良いところに出たのですが、立ちはだかるのは「石の道」 でも、この先に頂上は見えている・・・
「さぁもうすぐ重畳だ!」「みんな気をつけて!」「さいごがんばろー!」「おーーー!」みんなで声を掛け合いながら最後は」一気にぐいぐい登って行きました。見通しが立てば道は険しくとも心は軽い!!!!
先に到着した仲間たちはリュックを下ろしたかと思うと、今来た道を逆戻り。せっかく登って来た道を(これは大人の発想ですね、笑)また下り、まだ頑張っている仲間のもとへ。
全員が登り切ったところで『八海山神社』山神様にご挨拶。無事にみんな登れました!おじゃましま〜す!」「帰りもまた守ってくださいね」
霧も深く!?雲の中 !?肌寒さもあり・・となれば、待っていました「あれ」の登場です。この日のために揃えていただきた雨具!みんな楽しそうに着用し準備万端!!初めて食べる「登山弁当」(おにぎり中心の食べやすさ重視のお弁当ですが、みんなびっくりするくらいおにぎりがデカい!笑)にまた心ときめくのでした。
食べている途中に、ついに雨が降り出し・・すると「(昨年の)芝ざくら公園の時もいっぱい降ったねー」「あの時は泣いちゃったよね」と語り出す子どもたち。そう、いつもこのクラスはお弁当を食べるたびに雨・・でもその度に語り継がれる“芝ざくら公園お弁当水没事件”で笑い合える仲間たちなのです。
食事中にえりちゃんが出題してくれたなぞなぞ(Q:山登りをした人が必ずすることってなぁに?)の答えが見つかりました。さぁ下山開始!行きとは違うルートで帰りました。下りは足のブレーキ(=踏ん張る力)が特に大切!がんばれみんな!
滑り降りるように下る子、慎重に下る子、そして本当に滑りながら下る子・・足元悪いもんね。枝も葉っぱ木の階段もみんな滑る。だ「ケド」何度転んでも立ち上がり、目に進み続けるのですから、本当にたくましくなりました。昨年の羽黒山登山とは大違い!(笑)
転んで顔も雨具も真っ黒だ「ケド」]へっちゃらです!!!
毎年恒例の写真スポット!懐かしいなーと思う先輩たちもみてくれてますかー??
最後はみんなでつながって下山。目標の”ぎゅっ”の力を使ってね。駐車場についてびっくり!あっくんバスが辺り一面霧景色の中で見えなくなっていて・・体も心もたくさん使った登山でした。
初「バスのお昼寝」もとっても楽しみにしていました・・その前に、本日の振り返りをして。
みんなみんなお疲れ様でした。私たちもこの瞬間がたまらなく好きです。
「登山今年は行けない」と思ったけれど、みんなの力集めて実行できたね。聞くところによると、もう「次はどこのお山にのぼる?」って話しているんだとか!そうそう、自分たちの楽しみは実分たちで作らなきゃね!!