さて、陽だまりから片道3㌔離れた所にある、いつも田植えを行う田んぼ。それよりもさらに奥にある、かずくんのご自宅まで軽く走ってやってきた大空組の子どもたち。(所要時間50分くらいかな?)ここで今日のお仕事が始まります。かずくんは、外に出てみんなの到着を待っていてくれました・・
「今日の作業は、かずくんの用意したお米の種用のお布団に種を蒔いて、その上にまた土のお布団をかけて、最後にお水をあげて終わりになります」
最初に、作業工程のアナウンスが田んぼ先生からしっかりとありました。みんなしっかりお話聞けていましたね。
これがお米のタネですね・・
ふたりの協働作業
緊張するな〜
「このお布団1枚に、コレ一杯全部蒔きます。お米同士がくっつからないように蒔くよ。がばっと蒔かないで、パラパラ〜と蒔いてね。お米どうしが重なっていると芽がでられないからね。土が見えてるところにも全部蒔いてあげてね。さぁ、物は試し!みんないってみよう!」
とお手本を示しながら話す田んぼ先生。・・見てればできるよ!ってことです・・
さぁやってみよう。
相当の集中力・・
こぼれた種も全部蒔くんだ〜
え???同じ時間の流れなんだけど・・どうしたぁ〜?(笑)「お米全然減ってないじゃん!」と田んぼ先生に突っ込まれても・・「でも、お米重なってないでしょ〜!」とサラリと答え「明日の夜までかかるな〜これは・・」と名言を放ち、大人の笑いを誘っていました・・1粒1粒です・・
とにかく楽しい名コンビ
そして、ここまでこの姿勢(いわゆるう◯こ座り、笑)キープ20分強!素晴らしい!!
「こちらは、かずくんが蒔いた種が大きくなった苗たちです。今日は9箱でしたが、田んぼ先生は1900箱の苗箱に蒔いたのだそうです。これには子どもたちも驚き💦触ってみたら“ふわふわのベッドみたい〜”と・・・」
1つ目の仕事が終わり、次は2つ目。再び田んぼ先生に集中。
「種の上に土を入れるよ。優しくフチと同じ高さにならすよ・・毎年そうなんだけど、大事に触りすぎると、下の種が出てきちゃうから・・出てきちゃったらチョンと押してね。」
ここには登場しませんが、この後かずくんの予言通り、撫でては種が出て〜土を入れては撫でて〜ちょんと押して〜撫でては土が出て〜を繰り返す2チームがドツボにはまっていくことに・・(ちなみにこの2チームではありませんよ!)
そして、ここまでのしゃがみ姿勢は合計60分近くになりました・・あっぱれ!!
たっぷり水をあげた苗箱は急に重いこと重いこと・・ハウスまでの道のりもまた協働の作業です。
重いけど・・
がんばるぞ!
✏️くみちゃんレポート
「最後はハウスに収めてお仕事完了。慎重に・・入ったハウスの中は “う、あつい…” 中は25~30℃とのことでした。ここからは田んぼ先生にお願いしました。田植えの時までハウスの温度の調整、水やり等管理してくださるそうです。今日蒔いた種は、7日で、先ほど見せてもらった苗くらいに生長するのだそうです。“大きくなったら見に行かなきゃ〜”だって。また見に行こうね!」
「特別にかずくんの軽トラに乗せてもらいました。大空さんの特別感を感じながら・・“大空さんたのしーーーっ!”と叫ぶ子どもたちです。最後に、かずくんに“本当にありがとうございました!”と言っているのがあまりにもおかしくて(「本当に」に実感こもりすぎ・・笑)大人たちも思わず笑ってしまいました。これから、どろんこプール、田植え、稲刈り、脱穀、唐箕を使っての作業等、年間を通してたくさんお世話になります!
種には命がある、藍からの連続講座、命の重みを感じながらお米の種蒔き完了!」